当ケネルでは、BVA/KCスキームを採用しています。BVA(British Veterinary Association)KC(The Kennel Club)

BVA/KC Eye Schemeでは、現在PRA,HC,MRDの除外のため毎年アイチェックをすることになっています。

 PRAとは進行性網膜萎縮症のことです。

ヨーロッパ系統の犬に多いとされているようです。PRAは複数の遺伝子が関与してると考えられていますが、全てが特定されているわけではありません。

また、ゴールデンレトリバーについては、発症が比較的遅く6歳前後で診断されることが多いです。

現在、ゴールデンレトリバーにおいて、日本で行われているPRA検査はprcd-PRA等です。しかし、これらの原因遺伝子によるゴールデンレトリバーのPRA発症は多くありません。2011年、ゴールデンレトリバーのPRAの原因遺伝子、 GR-PRA1が発見され、現在,英国Kennel Clubではゴールデンレトリバーの目のスクリーニングとして、GR-PRA1 DNA screeningを挙げています。海外に依頼することで、GR-PRA1のチェックを行っています。また近年GR-PRA2も発見されました。

遺伝形式は常染色体劣性遺伝であるため、クリアとキャリアはこの遺伝子の影響での発症はありません。

 それでも、複数の原因遺伝子が存在するため、PRAを完全に排除できません。

1年に1回の眼底検査を重要視し、遺伝性の疾患が発見された場合は、繁殖ラインより外します。 また、遺伝子検査は日進月歩であるため、常に知識のブラッシュアップに努め、最良のチェック方法を模索していきます。

 またHC 遺伝性白内障も問題とされているため、角膜チェックも同時に行っています。

 さらにMRD 多発性網膜変性症は診断が難しいこともあり、登録されることはありませんが視力障害の原因となる遺伝性疾患です。

 当ケネルでは眼科専門獣医師によるアイチェックを毎年受けています。