週末は最後のパピーちゃんを送り出し、空の巣状態になった我が家。
Mars,Cujam,Galatea(この子はただの社会化)の3頭を乗せて、ガンドッグの競技会のために霧ヶ峰へ出発です!
のはずが!!
高速で車故障・・・・とても走れる状態になくレッカーとなりました。
パパに家から車を持ってきてもらって、荷物を移し替えて、パパを家まで送り届け再出発・・・・
疲労感半端ないです。。。
そして、車を遠征用から普通のワゴンに変えたので、マルスの居場所がフリースペースで、クレートインできなかった彼は5時間ほど一睡もできませんでした。。。不憫。
この日はAstrum Gundog Team全員揃いました!
Weiss,Schena,Monica,Mars,Cujam,Toshu,Zoe
当日はすごく暑くて、本当に高原の天気はツライ…
各コース、とても勉強になりました!
ビギナーはまず、マーキング能力(ダミーの落下地点把握能力)とオビディエンスが主になりますが、犬の道に沿う習性を逆手に取ったマーキング能力の確認のコースであったり、犬のマーキング能力の自信のほどを確認するコースであったり。
オープンクラスでは、一定以上の作業ができる前提なので、より難しい障害・誘惑・距離などのコース内容です。(Astrumからはノービスクラスエントリーはなし)
たんなる草原を走ると思うなかれ。
まっすぐ走っているつもりでも、アップダウン、エッジがあればそこを走る犬には目標を失ってしまうことになるし、でこぼこのフィールドでははまりこんだダミーのニオイはとりにくい。
ベアグラウンドではない、自然はいつもおもしろい!
この日はみんなとても頑張った(マルスは除く)けれど、特にMonicaとToshuがとても良い作業を見せてくれました!
この暑さのなか、しっかりとしたメンタルでやる気をキープし、だらけることなく走り切ったMonica。(オープンクラス2位)
ハンドラー(ママ)との絆を見せ、安定した作業を見せたToshu。(ビギナークラス1位)
この日粛清されたのはオープンに出たマルス。
彼は8歳なので、もう現役時代の走りはできませんが、それでも、ゆっくりでも私の指示を聞けば粛清されないのに、3種目目でふざけたことばかりをするのでかみなりを落とされました。
CujamとMonica(なぜ??)はそれを見て震えあがり、Monicaは私と目も合わせなくなるという(笑)怒られてるのアナタじゃないし、アナタはうちの子ではないでしょーに(笑)。
そんなマルス、最終種目のオオトリだった彼はみんなの不安(再び粛清されないか)を一身に背負いながらのシングルロングマーキング出走(100m以上)でございます。
その日、最後の4種目目、初めてちゃんと走ってた(笑)。
マーキング能力も高く、鼻も超一流の彼はノーコマンドで(コマンドは少ないほうが良い)さっくり持って帰ってきました。ダミーを咥えた瞬間の皆様の暖かい拍手www。しっかり彼に伝わったことでしょう!
(ただし、本当はまっすぐ進みブッシュを突き抜けなければいけないところ、そのブッシュの中にアップダウンがあることを悟った体力のない彼は迂回したので、直進性が必要な種目でそこはダメ。でもGPSがついてる彼(笑)は、迂回しても何してもダミーの落下地点は覚えている)
過剰なコマンドは減点となりますが、適切なタイミングで適切なコマンドを出さないと、泥沼にはまる時もあります。つまり自分の犬の能力の把握をしていないと、うまく誘導できないのでダミー発見が遅れたり失敗したりするので、この競技は犬のみではなく、あくまでペア(ハンドラーと犬)として採点されます。
自分の犬のマーキング距離はどのくらいなのか?
どのくらいの範囲なら自分の犬の鼻はきくのか?
その他風向きなど色々考えて、指示だしをします。
たまに、ハンドラーのマーキングが悪くて、全然違う指示を出し、犬を混乱をさせ、それでも、犬の能力でダミーをもってかえってくるということもあったり(笑)
「え、そこにダミーあったの?全然違うところに誘導しようとしてた!」
と、まあ、やればやるほどハマるガンドッグ。
Cujamのヒールワークも格段に良くなり、マーキングもフィールドに出るようになってから上がり調子。
まだブラインドは自信がないけど、のびしろてんこもりの若者です。今回はビギナー2位と奮闘。
可愛いロゼットと賞品をいただきました!
社会見学に同行したGalateaちゃんは、みなさんに可愛がっていただき、フリーにしても呼び戻せばかえってくるし、待ち時間は私が見えなくなってもお利口さんに待てたし、初めての遠征・お泊りも問題なくできました。よかった♡