Gundog Report Part2!

この間のイギリスでのガンドッグレポートをOさんに書いてもらいました♡

「自分で書くんじゃないの!?」

とか言われたけど、気持ちよく引き受けてくれたOさん、ありがとう♪

 

こんにちは、ゾーイとお世話になっておりますOです。8月末にNさんとMさんと3人でイギリスへ行ってきました!

今回は、ガンドッグのワーキングテストやフィールドトライアルにおいてのジャッジング、コース設定などについても、Aパネルジャッジであるニック先生にたくさんのことを教えて頂きました。

いつも私たちの要望や意見に対して、真剣に誠実に応えて下さるニック氏には今回も大変お世話になりました、大感謝。

初日、オープンクラスのwalked up testの見学。

まず、イギリスは既に寒いくらい涼しい。そして、今日使われたフィールドはまたとんでもなく広い。

そして、このテストは何と複雑に体系づけられているのでしょうか!ハンドラーと犬の競技パ
フォーマンスも相当ハイレベルなものだった(写真の奥の大きな樹の下の4つの影が競技者とジャッジです)けれど、このテストを実現しているThe Steward of the Beatとその指示に従い動くガンマンとスロワー達のチームプレイもとても見応えがありました。

ジャッジとハンドラーと犬は、次に何が行われるのか、つまりどこにダミーが投げられるのかを知らない。

walked upの名前の通り、競技者(ハンドラーと犬)とジャッジと総司令官が一列に
並んでずっと歩いて進みながら競技が行われ、その地形に合わせて四方八方に配置しているスロワー達も移動を続ける。

ご厚意で、競技者たちの列に並んで一緒に歩かせてもらいました。

どの立場の人もそれぞれの仕事に緊張感があり、真剣勝負という雰囲気ももちろんあったけれど、犬が思う存分自分の仕事を真剣に楽しんでいるようなとても素晴らしいテストでした。

 

そして更にwalked up testが終わると、勝ち残った競技者たちでドライブ(ドリブン)形式の決勝戦。

これは歩かない、だけどまたまたすごい壮大なフィールドで大興奮!益々気持ちが高まる!

分かりづらいですが、最も遠くの白い点々が人なのですがその辺りにダミーは投げられています。

そこから見つけてくる犬って、本当にすごいよう~!!と心の中で大騒ぎでした!

そして、スタートから競技終了まで果たして何時間だったのか覚えていないけれど、その間競技はずっと進行中、みんなは自分のタイミングでその場で軽食や水分をとっていました。

そんなこととは思っていなかった私たちは全部車に置いてきていて何も飲まず食わず(笑)喉が渇いた!

終了後のティータイム。私たちにもコーヒーや紅茶、ケーキが振舞われて、本当に生き返った!

車に戻ってからランチもとても美味しく頂きました!
次の日、また別のワーキングテストを見学させていただきました。この日は雨がポツポツ降り出したなあと思ってからどんどんあっという間にザーザー降りに。風も横から吹いてきて結局
午前中だけで競技終了。

ただそのあと、きちんとランオフと表彰式は行われました。

ジャッジが協議中のティータイム。。。この寒嵐に吹かれながら、誰も帰らず(これは成績上位者と運営側に対する礼儀と教わりました)、外でお茶もみんなで飲む!たくさんお喋りする!

 

しかも結構ロングタイム。。。半端なく、さ、寒い、そして着替えもなく帰路につく。。。(笑)
この2日目のテストですごく感じたのは、イギリスのこのガンドッグ競技会というのは、人の感
覚的な位置づけが日本でいう地域の繋がりに似ているなあということです。

近所の自治会のお祭りとかイベントって、みんなが自然にお手伝いしてその中でコミュニケーションも育まれて
一つの社交場。

だいたい休日に開催されて、近所の人たちはお手伝いするのが当たり前、それ
が代々続いて行く、そこで顔を合わせて世間話に花が咲く。

ニック先生にも沢山の人たちが次々にやってきてお話されていました。

伝統って素敵だなあと思います。

そして次の日、ニックさんと愛犬と、コース作りの考え方。

”そのフィールドをチェックする”
ことを丁寧に説明してくださいました。

そうか、なるほど、それはどういうこと?ぐるぐると沢山考えました。

言葉って、発した人が込めている意味やニュアンスまで理解するのがとても難しい、知らないこともまだまだたくさんある、これからもう少し成長したときにはきっとまた理解が深まる!
はず!!!

最後の火曜日はニック先生のレッスンを見学しました。

お昼から夜暗くなるまで4レッスンあり、様々なスタンスの飼い主さんたちに出会いました。

私もご一緒したい。。。語学問題があるかー。

でも、前の人と同じことをすれば乗り切れるなあ。などと考えながらまたずーっと心の中が大興奮でした。

犬たちもとても生き生き!キラキラです!!

農場がレッスンフィールドになっていますが、同じ敷地内だけれど前回とは別の部分を使っていて、え!こっちにもこんな場所が!?と、またまたスケールの大きさに驚きました。

最後のレッスン終わり、午後8時くらいでいい空気の色。
今回もニック先生はじめ、たくさんの方々に学ぶ機会をいただいて充実の旅になりました。

NさんとMさんと一緒に行くことが出来たのも最大のラッキーで、100倍以上!多くのことを得られました!
そして、このようにブログでご紹介させていただき、ありがとうございました!