Gundog Report in UK

Zママさんがイギリスから帰ってきて、素敵な♡レポートを寄稿してくれました!!

忙しくて疲れているのに、ありがとうね!

以下、Zママさんです♡

こんにちは、いつもゾーイとお世話になっておりますOと申します。
私は先日、gundogのトレーニングをもっと学びたいと考えて本場であるイギリスへ行って来ました。

GRTAの顧問でもあるニックさん、彼はイギリスで30年以上もgundog競技に携わり、Aパネルジャッジという限られたジャッジの1人でもあります。多くの生徒さんを持ちながら、ヨーロッパ各地で開催される様々な競技会のジャッジのオファーを受け、毎月のように飛行機や車で各地へ出掛けて行くそうです。そんな中、私の勉強になるようにとスケジュールを組んで下さり本当に感謝、感激しました。彼のレッスンをメインに、週末はゴールデンレトリバークラブ主催の競技会まで、毎日イギリスの美しい田舎道を走り回る1週間でした!

 

毎週定期開催しているというgundogクラブの練習会、グループレッスンのような形式でトレーニング、その日はニックさん達(主にジャッジの方々)がセッティングした内容 でレトリーブを行い、1人1人アドバイスをもらったり相談したりしていました。

ニックさんのレッスン風景、とある農場内。そのお宅と羊さん。池を使ったトレーニングでは、今日初めて池に入れたよというパピーちゃんから池を2回も泳いだ(池の中に島があって1回そこに上陸し、さらに向こう側の岸までもう一度泳ぐ。)先からダミーを持ってくるというハイレベルなトレーニングをするワンちゃんまでいました。

 

また別の農場でのレッスン風景、このアドバンスのレッスンでは、ずっとウォークドアップしながら色々な形でレトリーブするトレーニング、距離がけっこうあるので列が小さく見えます。キラキラと走るワンちゃんたち、素晴らしいレッスンでした。

東京に住む私にとって、普段のトレーニング場所は限られてしまいます。早起きして遠出すれば良いのでしょうけれど、早起きが苦手です。しかも望むような広い場所となるとなおさら。。。
私が連れて行ってもらったところは、とにかく広く空も大きい色々な場所。しかもイギリスの地形から丘をまたぐ様な勾配やなだらかな坂があったり、平地であれば池や小川が流れていたりと魅力的な場所が近くに沢山ありました。そういう環境は犬に素晴らしい経験を積ませてくれます。私ももっとフットワークを軽くして行こうと思いました。

競技会では、エントリーはゴールデンレトリバー限定。にも関わらず総エントリー数は140近く、その倍以上の数の人と犬、はるばるイタリアやドイツからの参 加者もいました(競技会の2日前に参加者のイタリア人グループがニックさんのレッスンを受けており、彼らは車で24時間かけて来たと言っていました)。長い歴史と伝統を感じました。
4クラス中、下の3クラスは1日目のみ、1番上のオープンクラスは全部で9つのテストを2日に渡って競技します。9コースも走れるなんてそれだけでワクワクしてしまいます!しかも、1日目と2日目の場所も違うんです!

 

1日目は海岸沿いの丘の上、馬術大会なども開催されるところだそうです。ここも海を見下ろす最高にナイスビューな場所でしたが晴天の中を恐ろしく歩き回りました(日に焼けたし汗もかきました)。自分の出るコースを順番に廻って行くのですが、コース間が遠い。。(運営者たちは車を使 って移動していました)。興奮しながら張り切って1日過ごしたその夜は正にグースッピーでした。

 

両日とも広い場所を思う存分に沢山のコースが設定されていて、どのコースも堪らなく面白く、心の中で最高‼と叫んでいました。しかも、撮影したいと言えばジャッジのすぐ後ろにいていいんです、こんなところで見学出来るなんて幸せでした。ジャッジの方々に対しても私は感激したのですが、気さくな雰囲気で出場者とまるで談笑しているかのように話をするんです(内容はコースの説明と場合によっては簡単な講評をその場でしてくれていた)。ああ、これがgundogの権化たちなのか。。私にも笑顔で声をかけてくれる素敵な方々でした。

 

ニックさんと愛犬のEbble入賞、さすが!

2日目の開会式後の撮影タイム、楽しい!!

滞在最後の日は、次の週末に行われる別の競技会のコース設定と地面の状態のチェックをするというので鹿と雉のいる公園へ行きました。何でも4ペアずつのチーム戦だとかで、しかもまた難しくエキサイティングなコースたち!もう1週間延長してこの大会も見たかったです!残念!

沢山の経験をさせて頂いたおかげで、自分の解っていなかったこと、もっと必要なこと、等々がクリアになって来ました。まだまだ解らないことも沢山出てくるでしょう!これからももっと愛犬とのトレーニングを楽しんで行きたいです。また今回、GRTA関係者、Astrumさんにこのような場所をご提供頂き、自分の旅を紹介する機会を頂いて本当に感謝しております。ありがとうございました!